ある朝の出来事…庭仕事のあとに出会った小さな訪問者
今朝は、いつも通り庭の花や野菜たちに水やりをしていました。朝の空気は少しひんやりしていて、葉っぱから立ちのぼる水の匂いがとても心地よい時間です。
水やりを終えて、ホースを片づけながら「さて、家に戻ろう」とガレージの方へ足を向けたそのとき――
ガレージのど真ん中に…細長い影!?

何やら動くものが視界の端を横切りました。よく目を凝らしてみると、それは細くて長い…そう、へびです!
おそらく青大将の子供でしょうか。体はまだ細く、小さめ。今まで生きてきて、こんなに近くで蛇と出会ったのは初めてだったので、一瞬「わっ!」と声が出てしまいました。
最初に遭遇した時の蛇の体が異常に波打っていたのが印象的!向こうもびっくりしたんだと思います😆
思ったよりおっとり?
怖さと驚きで心臓が少しドキドキしましたが、しばらく観察していると動きはとてもゆっくり。こちらに向かってくる様子もなく、おっとりしていてこちらを見ているように感じました。☺️

顔をよく見ると…なんだか可愛い。つぶらな瞳で、こちらを「なんですか?」と言いたげに見上げています。
せっかくなので動画を撮ってみました!
せっかくの珍しい出会いなので、スマホを取り出して写真と動画を撮影しました。動画では小さく舌をちょろちょろと出す姿がしっかり映っています。
青大将ってどんな蛇?

青大将(アオダイショウ)は、日本全土に生息する大型の無毒の蛇です。成長すると2メートル近くになることもありますが、性格は比較的おとなしく、人に危害を加えることはありません。
- 学名:Elaphe climacophora
- 体色:幼蛇は模様がはっきり、成長するとオリーブ色〜茶色
- 食性:ネズミ、カエル、小鳥の卵などを食べる
- 人間との関係:ネズミを食べてくれる益獣
- 活動時期:春〜秋にかけて活発
名前に「青」とつきますが、体色は必ずしも青くなく、成長段階や個体によって色味が変わります。民家や納屋、田畑の周辺でもよく見られ、古くから人の暮らしと近い距離で共存してきた蛇です。

住宅街で出会った、思いがけない自然
少し離れれば田んぼもありますが、ここは普通の住宅街。まさか自分の家のガレージで蛇に遭遇するなんて、思ってもみませんでした。😆
最初はびっくりして身構えましたが、じっと観察してみると、その姿は意外と穏やかで、どこか愛らしささえ感じられます。🤗
日々の暮らしの中で、こうして野生の生き物と近くで向き合えることは、そう多くはありません。今回の出来事は、私にとってとても貴重で、少し特別な朝の思い出になりました。
これからも、何気ない日常の中に潜んでいる自然の瞬間を、大切に感じながら過ごしていきたいと思います。☺️
※青大将は毒を持たない蛇ですが、見つけたらむやみに触らず、静かに距離を取って観察するのがおすすめです。
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