前回の記事『【体験談】コンクリートの隙間から生えた雑草や小さい木を熱湯で退治してみた!』では、コンクリートの隙間から生えてきた小さな木に、熱湯を数回かけて退治を試みました。雑草はすっかり枯れたものの、木の株はやはりしぶとい…。
今回はその後の観察と、新たに試した「電動ノコギリでの上部カット」の様子をご紹介します。
前回までの様子
コンクリートの隙間から生えてきたしぶとい木に対して、熱湯を使った退治を試みてきました。
9月4日 、手前の大きい株元に1回熱湯をかけた後の様子。熱湯が掛からなかった部分はまだまだ緑色の枝葉が元気な様子を確認。
さらに 9月8日 手前の大きい株は3回やかんで熱湯をかけたあと、地表に出ていた枝部分を切り取って、奥の小さい方は2回熱湯を掛けて枝を切り取る作業を行いました。

ここまでは一見落ち着いたように見えましたが、木の根はまだまだ元気なようです…。
今回はその後の観察と、さらに新たな対策の様子をお伝えします。
9月18日:再び熱湯をかける
前回から約10日後の 9月18日。
観察してみると、大きい方の株からまた少し緑色の枝が伸びてきていました。

「これはまだ根が生きているな…」と思い、もう一度やかんで熱湯を準備。今回はしっかり 3L分 を株元にかけてみました。

さらに、木の根元の土を少し取り除いて、熱が伝わりやすいようにしてから放置。しぶとさに負けじと、地道に続けています。
9月28日:今度は小さい方の株に変化
それから10日後の 9月28日。
今度は、小さい方の木から緑色の葉がわずかに出ているのを発見!

「まだまだ完全には枯れていないんだな」と実感。
ここで、充電式電動ノコギリ(レシプロソー) を投入してみることにしました。

まずは小さい方の株元をカット。
電動ノコギリで株元をカット!
電動ノコギリを使って、コンクリートの隙間から顔を出している株元を切ってみました。
さすがに「ガッチリ食い込んでいる部分」を全部切り取るのは不可能でしたが、地表から出ている上部はスッキリと切断。

作業中の様子は短い動画に収めてみたので、こちらで確認してみてくださいね〜☺️
電動ノコギリは熱がこもって負荷がかかりすぎると安全装置が働いて自動停止するので、今回約30分位の作業をするのに付属しているバッテリー2個分を使い作業終了になりました。
「こんな感じで切れるんだ!」という参考になれば嬉しいです。
今回のまとめと今後の観察
- 9月18日 → 大きい株から新芽 → 熱湯3Lで再挑戦
- 9月28日 → 小さい株から新しい葉&大きい株元 → 電動ノコギリで上部をカット
完全に根絶やしにするのはまだ難しいですが、少しずつ弱らせていけている手応えがあります。
今後もしばらく観察を続け、また枝や葉が出てくるのか、それともこのまま枯れていくのかを見守りたいと思います。
👉 除草剤を使わずにできる「熱湯退治+電動工具の組み合わせ」。
同じように「コンクリートの隙間のしぶとい木に困っている」という方の参考になれば幸いです。
DIYに便利!充電式電動ノコギリ(レシプロソー)
コンクリートの隙間にしぶとく生える木を相手にすると、やはり手作業だけではなかなか大変でした。今回のように充電式電動ノコギリ(レシプロソー)を使うと、太めの枝や株元も力を入れずに切れるのでとても便利だと実感しました。
レシプロソーとは?家庭でも使える便利な電動ノコギリ
「レシプロソー(Reciprocating Saw)」とは、刃が前後に往復運動することで木材や金属、プラスチックなどを切断できる電動工具のことです。日本語では「電動のこぎり」と呼ばれることもあります。
特徴
- 前後に高速で動くブレード が材料を切断する仕組み
- 木材・金属・プラスチック・竹など幅広い素材に対応
- 粗大ごみの解体や庭木の剪定、DIY作業に最適
メリット
- 手のこぎりよりも圧倒的に作業スピードが速い
- コンパクトで取り回しやすい
- 充電式なら屋外でも気軽に使える
デメリット
- プロ用の丸ノコに比べると切断面はやや粗い
- 厚い金属や硬い木材を切るには時間がかかる
レシプロソーは、「家庭で気軽に使える電動ノコギリ」 と考えると分かりやすいです。庭の枝切りや家具の解体など、日常のちょっとした作業をグッとラクにしてくれる便利な工具です。
電動ノコギリは頼れる相棒になってくれるはず。興味のある方は、自分の作業スタイルに合ったモデルをチェックしてみてくださいね〜☺️
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