「一戸建ての排水トラブル体験談|年1回の排水マス掃除で快適に」

排水マスと高圧洗浄機 暮らしの知恵
キッチンとお風呂の水が流れない!? 原因は家の外にある“排水マス”の詰まりでした。
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キッチンの排水の流れが悪いな…と思ったことはありませんか?

実は、わが家でも築10年を過ぎたころに、キッチンやお風呂の水が流れにくくなり、ついには逆流まで起きるというトラブルを経験しました。

今回は、そのときの体験をもとに、原因や対処法、そして再発を防ぐために気をつけていることをご紹介します。

我が家で起きた「水回りトラブル」の原因

わが家は一戸建てで、新築してから10年ほど経ったころ、思わぬ「水回りの大事件」に直面しました。

最初の兆候は、キッチンの排水口から聞こえる「コポコポ…」という不気味な音。。。水の流れが極端に悪くなり、大量の水を流すと排水にものすごく時間がかかるように・・・
そのうち、お風呂の栓を開けて大量の風呂水を排水すると洗い場の床に逆流してくるようになったのです。😓

原因がわからず困り果てていたとき、家の外にある“丸いフタ”排水マスを開けてみてびっくり!

固まった油のような謎の固形物でいっぱい😱・・・・になっていたのです。

この写真は年一回掃除済みから2ヶ月位たった我が家の排水マスの写真です。当時はこちらのマスの中は謎の汚い固形物がびっちりついておりました😅

当時のあまりにも衝撃的な排水マスの写真がなく、お見せできなくて残念なのですが😅

固形物がガチガチに付着してしまっては、キッチン、洗面所に排水口クリーナーを大量に投入して試してみても全く効果なし

昔の私はキッチンの排水に関してあまり深く考えずに普通に色々と流していたな〜と思います。

例えば、冷えると固まる油豚の角煮の煮汁ドロドロのカレー鍋ハンバーグや餃子を作った後のボウルのベトベト食器洗剤でエイヤーっと洗ってそのままシンクに流していました😆

10年間排水マスの掃除をせずに、色々排水した結果

排水中に含まれる油脂分排水パイプの途中で冷えて付着

排水パイプ内側が狭くなり水の流れが悪くなる

排水マス固形物の汚れ溜ま

原因は、排水パイプと排水マスに溜まった固形物が排水の通る部分を塞いでしまったことでした!

排水マスとは?その役割と場所

「排水枡(はいすいます)」とは、家の中のキッチン・お風呂・洗面所などから流れた生活排水が一旦集まる場所のことです。

屋外の地面にある丸いフタの下にあり、排水管同士をつなぐ中継点のような役割をしています。

排水マスの種類について

排水マスには目的によっていくつかの種類があります。

  • 汚水マスキッチン・お風呂・洗面所などの生活排水を集めるマス。汚れが最も溜まりやすく、定期的な点検が必要です。
  • 雨水マス屋根や庭、駐車場などに降った雨水を流すためのマス。落ち葉や泥が詰まることがあります。

それぞれのマスはフタの位置や内部構造が少し異なりますが、基本的には「ゴミや汚れを一時的に受け止める場所」です。

バケツいっぱいのカスを掻き出す羽目に…高圧洗浄機が活躍!

まずは汚水マスの中に溜まった固形物を、スコップやヒシャク、ゴム手袋を使って取り除いて排水マスを掃除したところ、なんとバケツいっぱいの固形カスが出てきました!

さらに排水パイプの中にはビッシリと固まった汚れが付着していたため、高圧洗浄機や長めのしなる棒を使ってこそぎ落とす作業まで行いました。


正直、とても大変でしたが、作業後は水の流れがウソのようにスッキリ回復!あのときの達成感は忘れられません。😆

定期的な排水パイプの掃除には、ケルヒャーの高圧洗浄機に別売りのパイプクリーニングホースをつけて掃除するととっても掃除が楽です!

排水口がいつもスッキリ流れる様にするための工夫

排水口が詰まった経験から、特にキッチンから出る油や汚れはなるべく流さずに処理する習慣が身につきました!

排水で気をつけたいポイント

  • 冷めると固まる油は特に注意!冷まして固形になってからヘラなどを使ってゴミへ捨てる
  • 食器や調理器具のベトベトした汚れはボロ布やキッチンペーパー等で拭き取ってから洗う
  • 排水口ネットを使用する→細かいゴミをキャッチして流さない
  • 家の外にある排水マスの中は年に1回程度チェック・掃除する

こうした小さな工夫を行うことで、排水パイプの詰まりの再発を防ぐことができていますよ〜☺️

家を建ててから数年経った方へのおすすめ

もし、「最近水の流れが悪いな…」とか「排水マスなんて開けたことがない」という方は、ぜひ 年に1回程度の排水マス掃除 をおすすめします。

市販のクリーナーでは届かない“外の排水マス”が原因になっているケースも多いので、一度チェックしてみると安心ですよ☺️

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