◆きっかけ|花瓶の水がヌルヌル問題をどうにかしたい!
自宅の庭に咲いた季節の花たちを切り花にして室内に飾るのが日課なのですが、どうしても数日で花瓶の中がヌルヌルに…。特に暑くなる時期は花もすぐしおれてしまい、**「どうにか花を長持ちさせたい!」**と思い、調べてみたところ「切り花延命剤」が市販されていることを知りました。
そこで今回は、3種類の市販の延命剤+水道水の計4パターンで、同じ種類の仏花を使い、どの液が一番長持ちするのかを比較してみることにしました!
◆使用した切り花と比較条件 観察1日目 写真付き
●使ったお花
- 仏花としてよく使われる「カーネーション」「スプレー菊」などの組み合わせを同時に購入しました。
●実験パターン(4種類の花瓶)
- 普通の水道水(比較対象)
- 美咲(OATアグリオ株式会社)今回は小袋タイプを使用、ボトルタイプもあるようです!
- キープ・フラワー(フジ日本精糖株式会社)
- 花工場 切花ロングライフ液(住友化学園芸株式会社)






4つの花瓶を並べて、毎日どのくらい元気か、花の色や葉の状態、水の濁りなどを観察していきます。写真付きで記録していくので、見た目の変化も一目でわかります。
室温は日中エアコンを付けて28度、夜間はエアコンを消している状態です。1年の中で最も暑い時期での観察です。
「左から水、美咲、キープ・フラワー、花工場、の順。
すべての花瓶に同量の水500mlと、それぞれの規定濃度に希釈した切花延命剤を入れ、ほぼ同じ長さに切った仏花を挿しました。見た目はどれも新鮮でキレイです。ここからどのような変化が出てくるのか、楽しみです!
◆観察5日目|まだまだ元気そう!
【観察から5日目の様子】


すべての花瓶とも変色やしおれもなく、花や葉にツヤあり。今のところ一番元気かも😊
◆観察9日目|差がはっきりしてきた!
【観察9日目の写真】
「水道水は花がしおれ始めました!」




- 水道水 → 花がしおれ始め、葉も変色。花瓶の中の茎にカビが生えて独特のにおいも。
- 美咲 → 花瓶の口が細いからか、茎にカビが生えた。水の濁りも少なく、花はキレイ。
- キープ・フラワー→ 花瓶の口が広いから茎も綺麗。状態良好。水の濁りも一番少ないよう!
- 花工場→ 花や葉も状態良好。水の濁りは少しありだけど綺麗。
◆観察11日目|最終結果!
【観察11日後の写真】
「最終的に一番長持ちしたのは…?」

最終的には切花延命剤3種>水道水の順で持ちがよいという結果になりました!
- 水道水 → 明らかにしおれており、取り替えどき。水の中もヌルヌルして茎が腐ってきている。
- 美咲 → 花は綺麗。花瓶の口が細いので茎はカビが。水は少し濁りあり。
- キープ・フラワー → 花の開きも自然で、茎もまだしっかり。においもほぼなし。水の濁りが一番少ない。
- 花工場 → 花も茎も綺麗。水の濁りは少しあり。一番水の減り具合が大きい。
水が減ってきたらどうする?


水が減ってきた時は④の花工場は水を入れるだけでOKなので一番簡単です!
🌿まとめ|切り花の美しさを長く楽しむには
切り花は生きもの。水だけではなかなか長持ちしないことが多く、気づけばしおれて残念な気持ちになってしまうこともありますよね。
今回の観察からわかったのは、市販の切り花延命剤はどれも水道水よりもはるかに効果的ということ。
もちろん、花の種類や室温、湿度にも影響されると思いますが、今回のように仏花など日常的に花を飾る人には延命剤の使用はかなりおすすめ!😊
切花延命剤を使うだけで、お花のある暮らしがぐっと心地よくなると実感しました!
仏花や贈り物のお花、大切な記念日のお花にも、ひと工夫で美しさをより長く楽しむことができますよ☺️
🛒ちょっと試してみたくなったら…
花瓶に少し混ぜるだけでOKな延命剤は、ドラッグストアやホームセンター、ネットでも手軽に購入できます。価格も手ごろなので、**「まずは1種類から」**でも試してみては☺️
▼今回使用した切り花延命剤はこちら
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